ジョハリの窓は「自己分析をしながら、他社との関係を知ってコミュニケーションを模索する心理モデル」で、自分と他人から見た自分の領域を表しており、図にすると下記のようなものになります。
心理学的には、この4つの窓全てを叩いてくれる相手は、「私のことをよく見てくれている」「良き理解者である」と認識し、信頼し始めるといわれています。
誰もが知っている部分を褒めても効果はない
美しい女性を「美しいですね」とほめても、背の高い女性を「スタイルが良いですね」とほめたところで、彼女は褒められ慣れているわけですから、特に何にも響きません。聞きなれたフレーズなので、右から左です。
叩いてはいけない窓とは?
ずばり、【秘密の窓】と【未知の窓】は絶対にたたいてはいけません。
それぞれ理由を説明まします。
【秘密の窓】を叩いてはいけない理由
秘密の窓は自分は知っていて、他人は知らない部分です。つまりシンプルに秘密にしたい部分、隠したい自分の部分だからです。そんなことを詮索してくる男性に好意を持つ女性がどこにいるでしょうか?この部分には触れないのが賢明です。
【未知の窓】を叩いてはいけない理由
未知の窓は、自分も他人も知らない部分、まさに未知の部分です。カウンセリングのように、自分の知らない自分を気付かせようと洞察する行為は、恋愛にとってプラスになりえません。
「本当の気持ちはどうなの?」
「もっと素直になった方がいいよ?」
「あなたの本心はどこなの?」
こんな気持ちの悪い質問を、信頼関係が出来ていな女性にすべきではないことは、常識のあるあなたならわかるはずです。絶対にダメです。
叩くべき窓は【盲点の窓】
【盲点の窓】は自分は知らないが、他人は知っている部分です。
繰り返しになりますが、人間は、自分で認識している部分を褒められても、そこまでうれしくはなりません。褒めるポイントは
・長所を長所のまま褒めいない。
・彼女の長所によって周囲が受けている恩恵を考える。
この2点です。
例えば、
美しいと褒められ慣れている女性には、
「あなたは、お箸の持ち方まで美しいね」
おしゃべり好きな女性には
「あなたの使うフレーズは勉強になる」
のような少し変化球を投げてみると褒め効果がアップします。
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