【認知的不協和】を操る｜40代の恋愛で使える心理テクニック

認知的不協和は、自分自身の行動と気持ちの間に矛盾が生じてしまった時、それを解消させようとする作用が働き、感情や行動などが変化する、というものです。
例えば誰かのためにあれこれ世話を焼いた、助けてあげたという場合「なぜ自分はそうしたのか」という疑問が無意識のうちに生じます。その疑問を解消するために「なぜなら自分は相手のことがとても好きだから」という答えを、自分自身で作り出すのです。

具体的事例

1. 共感と理解: パートナーが何かを言ったり行動したりする際に、自分と異なる意見や価値観を持つ場合、共感と理解を示しましょう。相手の立場や感情を理解し、尊重することで、認知的不協和を減少させ、関係を円滑に進めることができます。
2. コミュニケーションの改善: パートナーとのコミュニケーションが不調和を引き起こす場合、オープンで率直な対話を重視しましょう。認知的不協和を解消するために、お互いの意見や期待を共有し、関係を改善します。
3. 相手の意見の尊重: パートナーの意見や選択に対して、尊重を示しましょう。認知的不協和が生じる場合でも、相手の意見を尊重することで、対立を回避し、関係を健全に保つことができます。
4. 共通の目標設定: パートナーと共通の目標や価値観を設定することで、認知的不協和を軽減できます。共通の目標に向かって一緒に努力することで、関係が強化されます。
5. 自己評価の調整: 自己評価が低い場合、パートナーのポジティブな評価を受け入れましょう。相手からの好意的な評価を受けることで、自己評価が向上し、認知的不協和を和らげます。

まとめ

認知的不協和を恋愛に活かすとするならば、相手を助けるよりも、【相手に助けてもらう】シチュエーションを自ら作り出すことが大切です。
前述のとおり、人のために尽くした場合、本人はその理由を求める為、恋愛感情と勘違いさせる効果があるからです。
一方、この効果は出会ってから時間が経過していないタイミングで最大の効果を発揮します。